スロ談(仮)

※昔話多めです

アメリカンドリームⅡ~

こんにちは、だてり~ねです。
今回はこの機種について


アメリカンドリームⅡ(三洋※現・三洋物産)
保留玉連荘式液晶デジパチ
大当たり確率1/229
5ライン・8図柄(旗・オレンジ・札束・スイカ・7・チェリー・BAR・ベル)
停止順は左→右→中でリーチがかかると当たり図柄の2コマ前~1コマ後がスロー回転になる独特のリーチアクション(のちにアメドリリーチという用語も生まれる)と高い連荘性
が魅力の台でした。


この台の大きな特徴として2つあり
①ハズレリーチのかかる図柄に偏りがある
②連荘は条件を満たした場合大当たり後の保留4個目で発生


①は8種類ある図柄にはハズレリーチの出現率に偏りがあり
旗・オレンジ・札束・スイカではハズレリーチが出やすく
チェリー・7・BAR・ベルではハズレリーチが出にくくなっていました。
大当たり図柄に偏りは特に見られなかったため相対的に
旗・オレンジ・札束・スイカのリーチは大当たり期待度が低く
チェリー・7・BAR・ベルのリーチは大当たり期待度が比較的高い

という特徴がありました。


②の連荘誘発の条件とは
「アタッカー開放中V入賞後2秒以内に4個目の保留玉を点灯させる」
こうすることによって保留玉4個目での連荘期待度が大幅にアップするようになっていました。
このようなシステムから通常時は保留玉をフル点灯させずに空きを最低1つは常に作っておくことが連荘には必要不可欠でした。
この打法をしっかり行っていれば
大当たり後の保留4個目はアツい
ということになります。


①と②の要素を組み合わせると
大当たり後保留4個目でチェリー・7・BAR・ベルのリーチがかかったら激熱でございました。


当時のデジパチはラッキーナンバー制(特定図柄で当たったら持ち球で継続遊戯可能、それ以外は交換)というシステムを採用している店が多く、そのような店では
大当たり→店員がやってきて当たり図柄を確認、ラッキーナンバーでなかった場合は大当たり終了後店員がすぐやってきて強制的に交換なのですが保留玉で連荘した場合はそのまま大当たりを消化することが出来ました。
この機種に限った話ではありませんが保留玉連荘機ではこのような光景が必然的に多発するわけであり保留連荘機ならではの醍醐味でもありました。


初めて打ったのは25年ほど前です。
学生時代バイト先の隣のパチ屋に設置があり良く打っていました。
大連荘して大勝ちした記憶もないけど連荘機の中では思い入れが強い台です。



バイト帰りに足繁く通うようになり店員さんとも顔見知りになったある日。
いつものようにアメドリⅡを打ち数千円で当たり。ラッキーナンバー(この店は札束と7だった)ではなかったので16R消化後保留玉消化を店員さんと共に見守る。
1~3個目は当然ハズレて運命の4個目・・・
テーテッテテ、テーテテッテッテ♪
テーテッテテ
   7川川
(ピコッ)  川川
   チェ川川


          7川チェ
           川 (ピコッ)
          チェ川7


モロタ


テレレレレレレレレレテンテンテンテンテンテンテンテンテンテン・・・
(この機種でダブルリーチになるのはこのパターンのみでスローになるコマ数もシングルより長い。先述の通りチェリー、7はリーチがかかりにくい図柄のため本機で最も熱いパターン)
後ろの店員さんも察してドル箱もってスタンバイ
1周、2周していざ3周目!
(はずれでも2周以上し当たるのは3周目から、4周目は当たりor1コマはずれ、5周目は当たり濃厚)


テレレレレレレレレレ・・・・・
ピコッ!
外れました・・・
店員さんと2人で「えっ・・・」ってなってその後持ち玉交換しました。
今でいうと激熱ハズシってやつですね。


おしまい